由布島

水牛車で海を渡る由布島観光、亜熱帯植物楽園も人気

西表島の東にある周囲2キロの小島が由布島。両島の間には満潮時で1メートル、普段なら大人の膝ほどしかない浅瀬が広がり、歩いて渡ることもできます。

その浅瀬を水牛が引く水牛車で渡るのが、由布島最大のセールスポイント。水牛車は沖縄名物の赤瓦の屋根を模したデザインで、御者が巧みに水牛を操り、移動します。

短い距離なのですが、人より遅い牛歩の歩みのせいか、移動時間は約10分。御者の中には三線で沖縄民謡を歌ってくれたり、民話を話してくれたりする人もいて、移動中が観光客の楽しみの1つになっています。

島の中は亜熱帯植物楽園(※)になっていて、色鮮やかなブーゲンビリアなど亜熱帯の花が咲き誇ります。蝶々園ではオオゴマダラというチヨウの黄金色したサナギを1年中、見ることができます。

水牛の池では産まれたばかりの赤ちゃん水牛がかわいい仕草で観光客の人気の的。このほか、近海に生息する貝を集めた貝の館や子供の広場、レストラン、売店もあり、南国の太陽を背に受けてのんびりと1日を過ごせます。

亜熱帯植物楽園

【定休日】年中無休
【営業時間】9:00～17:00
【入場料金】大人(中学生以上) 1,400円 ／ 子供(小学生) 700円
　※水牛車代金込み

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